三杉里が指導する四股の踏み方
本物が教える本当の四股 2013.5.11 更新「三 杉里」 1962年 7月1日生まれ
滋賀県甲賀市出身 A型。
二子山部屋(現・貴乃花部屋)所属の
元大相撲力士。
700勝の白星を挙げる。
自身の鍛錬のた めに、トレーニングの指導の一環として
本当の四股を身につけたい方へ
あなたも本当の「四股」を身につければ、身体の変化を加速度的に実感できるでしょう!
二十年近く四股を踏み、 その効果がカラダに身に沁みている
元小結 三杉里先生に本物の四股を指導してもらいます。
一般への指導や武道・スポーツ・フィットネスの指導をされる方が本物の四股を指導できるように講座を開いています。
身につけることで、体幹能力の向上、足腰の鍛錬には最適なトレーニング方法となります。
根っこのある身体を作り上げるためにこの昔から伝わる四股を広く普及したいと思います。
長い進化の過程で人類は、直立二足歩行のできる姿勢を獲得し、 厳しい大自然の中で大地を踏みしめながら生きてきました。進化とは現時点で最高の状態を保持しています。しかし、現代社会の生活様 式はその進化から遠くかけ離れた場にあります。あえて、何かしらの動きを生活に取り入れることがその進化した身体には必要となってい ます。
そこで、日本の伝統の中で育まれた相撲の稽古には、
四股という基本動作があります。
それらは、力士の能力を最大限に効率よく引き出すために重心を下腹部(臍下丹 田)に導き、体の中心軸である背骨を強く安定させるために独特で高度な工夫がされています。
四股を踏むことで得られる一番の効果は、まずはインナーマッスルを鍛えられることです。普通、足腰を鍛え ると言われます。しかし、正しい形とやり方をマスターすれば地面を蹴るのではなく、さらに大腿部にも力を入れない方法が効果がある のです。無駄な力を入れずに四股を踏むほうが、股関節周囲から腰部にかけて腰・腹部のインナーマッスル(腸腰筋等)を 使えるようにするためのトレーニングなのだと実感できます。
この四股を二十年近く四股を踏み、 その効果はそのカラダに身に沁みている
元小結 三杉里先生に本物の四股を指導してもらいます。
本や雑誌を読んで何となく四股を踏んでトレーニングに取り入れている方もいるでしょう。また四股など初めてという方もいるでしょ う。
本や雑誌ではなく本物から指導を受けることで本当の四股を身体 に身に付けてください。一度身に付ければあとは一日数回踏むことでもその効果を実感することができます。
大事なことは、正しいことを正しく身に付ける ことです。
四股基礎講座を終え、日々四股を踏み、これは本当に凄いと納得できた方はどうか本当の四股を普及する助力をお願いできればと思いま す。
講座日程
開催日(2013年) |
場 所 |
講 座 名 |
ステータス |
9月30日(月曜日) |
東京 |
四股基礎講座 |
受付中 |
10月7日(月曜日) |
東京 |
四股基礎講座 |
受付中 |
9月16日(月曜日) |
東京 |
四股基礎講座 |
受付中 |
時 間 午後6:30〜午後9:00
定 員 10名
場 所 東京都 中野区内(申込者に後日連絡します。)
受講料 10,500円
10人以上の講座では一人一人の動作を見ることができず、ただこのようにやるのですよで終わってしまいます。
定員を10名以下にすることで一人一人にしっかり身に付けていただけることができます。
■四股指導員養成講座
指導員養成講座では、四股を指導できる方を養成します。
*現在指導員養成講座は概要を見直し中につき中止していま す。
もともとは地方の方のための講座でしたが一回では修得が難しいとの意見があり内容を大幅に変更予定です。しばらくお 待ちください。
武道・スポーツ・フィットネスの指導をされる方が本物の四股を指導できるように講座を開いています。
正しい四股の踏み方を身につけることで、体幹能力の向上、足腰の鍛錬には最適なトレーニング方法となります。根っこのある 身体を作り上げるためにこの昔から伝わる四股を広く普及したいと思います。
四股を普及するためには正しい四股を身に付け正しい指導ができる方を養成するのが近道であると考えます。
正しい四股の踏み方を身に付けると足腰を鍛えるという単純な効果(筋肉の鍛錬)だけではな踏んでいくなかで身体感 覚に基づく気付きを重視できるようにもなります。
日々四股を踏むなかで、頑張らずに脚がスッと自然に上へ上がる。
腰 を落とすときも無理矢理落とすわけでもなく軽い自然な動きでできる。
重力を生かした運動こそが本来の四股です。
無駄のない自然な動きが正しい形です。
正しい四股を身に付けそして指導ができるこ とを目的に
この講座を受講してください。
開催日(2013年) |
場 所 |
講 座 名 |
ステータス |
(別途認定料 15,000円は必要となります。)
講師プロフィール
実際に二十年近く四 股を踏み、
その効果はカラダに身に沁みている
元小結 三杉里先生に本物の四股を指導してもらいます。
三 杉里 公似
現役時代の体格は身長185cm、体 重158kg。
得意手は右四つ、寄り、上手投げ、突き落とし。
右四つの型がよく、上手投げが強く土俵際のしぶとさにも定評があ り、
うっちゃりで逆転することも多かったことから「三杉里マジッ ク」といわれていた。ま
た、稽古熱心で準備運動も入念に行っていた。
1998年5月に制定された、準年寄制度の適用第1号になり、準年寄・三杉里として協会に残る。
1999年1月31日に国技館にて三杉里引退断髪式披露大相撲挙行。2000年7月には年寄・浜風を取得し、間垣部屋に
移籍し た。
2006年11月日本相撲協会を退職。
[主な来歴]
1979年1月場所が初土俵。
1984年7月場所で十両に昇進。一場所で幕下へ陥落。
1986年7月場所で十両に復帰すると、11勝4敗の好成績で十両優勝を果たし、十両に定着した。
1988年5月場所で入幕を果たすと、幕内上位でも徹底した右四つ相撲で安定した成績を残す。
1989年1月場所を新三役(小結)で迎える。
1998年7月場所11日目に白星を挙げ700勝を達成。この白星を最後に翌12日目を不戦敗、現役を引退。
[主な成績]
通算成績:700勝709敗2休 勝率.496(118場所)
幕内在位:53場所(うち小結3場所)
幕内成績:367勝428敗 勝率.462
三賞:敢闘賞1回(1992年5月場所)
金星:6個(北勝海2、旭富士1、曙3)
各段優勝:十両1回(1986年7月場所)
では四股とは何でしょうか
古代、相撲は豊作祈願の信仰から起こった といいます。 四股を踏む「しこ」 と は醜女(しこめ)をあらわし、穢れ、邪気を祓う行為になります。それによりその土地に五穀豊穣や無病息災をもた らすと言 われています。相撲取は、しめ縄を巻いて四股を踏みます。四股を踏むというのは、呪術であり地力を高めるです。 土を踏むことで地力が増し、農作物が豊かに稔るのです。また、村相撲などでは勝ったほうが豊作だという占 いの意味を持たせる地方もありました。
では、トレーニングや鍛錬から見た四股 はどうでしょうか。.
足腰を鍛えるという単純な効果ばかりでなく、無駄な力をいれず自然な身体の動きをとることで腸腰筋が使えるよう になり、その場から脚をスッと上げることが できます。腸腰筋を使うためには正しい姿勢で(腰を割り上体 を真っ直ぐにして、重心線に腸腰筋がのるよ うに膝を開き腰を入れます。)
行うことです。重視するのは自然な動作であるため、無理に膝を伸ばしたり、あえて高く脚を上げる必要はありませ ん。
正しい形とやり方をマスターすれば地面を蹴るのではなく、その場から脚をスッと上げ大 腿部にも力を入れません。無駄な 力を入れずに四股を踏むことが、股関節周囲から腰部にかけて腸腰筋等、腰・腹部のインナーマッスルを鍛える、 使えるようにするためのトレーニングなのだと実感できます。